purazumakoiの[はてなブログ]

技術メモから最近はライフログも増えてきてます。

【参考】windosサーバエディション比較

Windows Storage Server 2012選定の時のをかきました。
Windows Storage Server 2012のエディション選び - purazumakoiの[はてなブログ]


ファイルサーバ(メインはNAS用途)を社内で導入しようとすると何気に結構お金がかかる。
それ以上にWindows serverのエディションに迷う

要件

    • ファイルサーバとして利用したい
    • セキュリティソフト(マカフィー)を入れたい
    • ユーザ管理、アクセス制限(ディレクトリ単位)をしたい
    • windows のタスク機能を使いたい(笑)

結論から言うと

Windows Storage Server がファイルサーバ(NAS)には向いている
※CALが不要(無制限)なエディションがあるため
Windows Storage Server 2008 R2 StandardのRAID5に落ち着いた。

デルのラックサーバでCALフリーなわけだが30万くらいかかった。
そしてRAIDも出来れば1にしかったが・・・CALフリーを選ぶためにRAID5になった。


CALフリー>RAID1 という選択をしたわけ

CALという概念

Windows serverにはCALという概念があり、それで接続数が制限されるからである。

【蛇足だが】なぜRAID1がいいのか?

この前社内のファイルサーバが故障したのだが、RAID5で組んでいた為HDDが合計4台だった。
これのデータサルベージを業者に頼むと、業者によって金額の差異はあるが50〜100万はかかる為
ファイルサーバだとフルバックアップを取るのにも時間がかかるし、差分とか複雑なのにすると
その分スキルと管理コストが上がる。
実はコピーに失敗しててフルバックアップがとれていないかもといったリスクもある。

Windows Small Business Server

2011 Essentials

ユザーが25までなら最高か
CALは25ユーザまで

マウスコンピュータなら5年保証つけても14万 ※2012-03-08現在
http://www.mouse-jp.co.jp/business/mpro-sv/sv100sb/
価格も安い、RAID1でファイルサーバが組めるのはメリット

2011 Standard

CALは5ユーザから追加購入。
機能はEssentialsより↑みたいだがCALの追加管理も必要だし、
なんだかんだで金額が上がりそう


SBS 2011 の価格体系
http://www.microsoft.com/japan/sbs/howtobuy/subscription.mspx

2011 Premium Add-on

よく調べてないけど自社にはあわなさそうなので割愛

Windows Storage Server 2008 R2

クライアントへのCALは不要なのでCALの追加は考えなくて済む
だがこれにするとRAID1を選べるものは私が見た限りでは販売していない


via
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/terastation_wss/
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/wss2008r2.mspx#05

Workgroup

同時接続ユーザ数:25〜
microsoftのページだと25ユーザだが、各製品のページを見ると50の所もある。
その場合
ユーザが50以上でも、全員が同時にアクセスすることはあまり考えなくてもいいので
50人規模なら問題ない。

Standard

同時接続ユーザ数:無制限
これが本当の意味でのCALフリー
CALの管理から開放されるので管理コストが要らない。
その他の機能はちょっとよくわからないけども。