YAMAHA NVR500でVPN環境を構築
有事の際に備えて、VPN環境の調査をした。簡単に自分メモです
利用シーン
- 会社のネットワークに外回りの営業や、在宅者などがVPN接続する
他検討サービス
初めは上記のサービスを利用しようかと思って試用してたが、 IIJの営業さんが優しい方で、その要望は今のNVR500でできますよって教えてもらったので、出来ないか調べたら出来た。
ルータ側設定
YAMAHAサポートに問い合わせたところ
3つめので設定すべしと案内をいただいた。上2つは拠点間用で、両拠点にルータがある場合に使う模様。
今回のような外部のクライアントからYAMAHAルータをVPNサーバとして利用する。といった用途の場合はAnonymousで認証するようです。
ユーザID、PWを設定
これだけでいけました。 もしかしたら あけておかないといけないポートがあったかもですが、それは今回用に設定せずに済みました。
クライアント側設定
Macを例として
他に、社内用にDNSサーバとか立ててたら、DNSの設定も行う。
意外にすんなりいきました。
懸念点
NVR500だと4対地(4ユーザ)しか登録できないので
ユーザ数が多い場合は
RTX1200(100ユーザまで)にするとよいかな。
機能的な違い
電話機能
NVR500とRTX1200の違いはLINE入力があるかないか(NVR500にはある)とのことで
要は電話関係の機能を使ってない場合は問題ない
L2TP/IPsecサポート
そして、RTX1200はPPTPに加え
暗号強度の高いL2TP/IPsecをサポートしているので選べるならこっちのほうがよい。
NVR500:PPTPのみサポート
RTX1200:PPTP、L2TP/IPsecをサポート
参照
VPNプロトコル比較表 PPTP vs L2TP vs OpenVPN ™ vs Chameleon ™ | VyprVPN
その他も、基本はRTX1200のほうが上位機種なので何かと良さそう。
今だったらRTX1200と比較してRTX1210の方が基本機能は同じで、性能が良いみたいです。